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地域の概要

 福井市白方町は、福井県北西部の三里浜砂丘に位置し、以前から砂丘の特性を活かした農業が盛んな地域である。露地畑ではサツマイモ、スイカ、ダイコンなど、施設ではミディトマト♂zのルビー、コカブ、ダイコンなどの栽培が行われています。

 施設栽培を行っているのは、白方野菜生産組合ハウス部会(23戸)で、ハウス面積にして約5haです。そのうちミディトマトは19戸の生産者が2.8haで栽培しています。福井県のミディトマト生産量は約250トンで、そのうち白方産が3割を占めています。

越のルビー 育成と導入の歴史

 越のルビーは、昭和62年、福井県立短期大学(現福井県立大学)において育成されました。大玉とミニの中間にあたる果重40g程度のトマトは、当時まだ市場にはありませんでした。糖度が高く食味が良いこと、果皮色が鮮やかな紅色で外観に優れること、果肉がしっかりし棚持ちが良いこと、ビタミンCが多いことなど、多くの優れた形質を持つことから、県をあげて産地化を図ってきました。越のルビーという名前は、福井県出身の作家 津村節子さんがその美しい外観にちなんで命名しました。

 一方、白方町では、昭和56年頃からハウス導入が始まり、メロン、スイカ、コカブ、ダイコンなどが栽培されていました。昭和63年から、県内でミディトマトの現地適応性試験が行われると、白方町でも3戸の生産者が栽培を始めました。砂丘地であるため排水性がよく、糖度が上がりやすいことから品質の評価も高く、また青枯病や連作障害も出にくいことから栽培農家数、面積も増加し、平成8年には現在とほぼ同じ栽培面積となりました。

越のルビー 栽培技術

作型は、3月に定植し5月下旬から8月上旬まで収穫する半促成栽培と、7月に定植し8月下旬から11月上旬まで収穫する抑制栽培の2作型である。近年ハウス内にトンネルを設置し暖房機も活用して半促成栽培の前進化も図られています。

 ミディトマト導入初期の収量は10a当たり2トンと低かったが、裁植本数や収穫段数の見直しと、適期追肥により栽培期間を通じて草勢を適正に維持することで、1段の着果数を増やし平均収量を3.5トン以上まで向上させてきました。

 

越のルビー おいしさへのこだわり(選果)
ミディトマトは樹上で完熟したものを収穫し、生産者自身が選果、パック詰めをしています。
パックには生産者名が印刷されており、パック内の果実に各自が責任を負うようになっています。
 

越のルビー おいしさへのこだわり(品質チェック)

集荷場に集められたミディトマトは、JA職員により糖度検査と品質検査
を受けます。
糖度検査は、生産者毎に複数の果実を抜き取って行い、7.5度以上のも
のを秀品、それ以下を優品として格付けします。
秀優の区別は他の生産者にも明らかになります。
生産者が糖度向上のため切磋琢磨する環境ができているのです。このような
環境の中で、糖度を高める栽培技術として有機質肥料を主体とする施肥体系が
確立され、浸透してきました。




越のルビー 環境にやさしい農業への取り組み

 消費者に安心して選んでもらえる産地になることを目指して、平成14年から、福井県特別栽培農産物認証制度を活用した、
ミディトマトの特別栽培(化学合成農薬5割減・化学肥料不使用)に、全員が取り組んできました。

 今まで以上に、堆肥投入による土づくりを徹底し、有機質肥料を適期に適量施用することで適正な草勢を維持
するよう努力してきました。また病害虫防除については、防虫ネットや粘着板を利用した耕種的防除を行い、農薬は
県慣行の5割として定められた回数の範囲内で、効果的な農薬使用を行っています。なお、栽培履歴は指定の記録
簿に記入、保存され、第三者認証機関において検査されています。

 このような地道な活動を経て、平成15年にハウス部会全員がエコファーマーとなりました。今後ミディトマト以外の
作物についても土づくり、減農薬、減化学肥料を進め、環境にやさしい農業を推進していく予定です。

越のルビー 学校給食への食材供給とPR活動
ミディトマトについてクイズ形式で子供たちにたのしく
説明する三寺善行部会長
説明を聞く福井市立鷹巣小中学校のみなさん
◎地場産野菜を味わう  「エコ野菜」を学校給食に
JA福井市エコファーマー協議会は、環境に優しい方法で栽培された「エコ野菜」を
地元の小中学校の給食に提供し、子供たちに味わってもらおうと、「エコ野菜を味わう日」
を平成16年に続き設定し、17年度も6月1日から福井市内の小中学校で始まった。
化学肥料・農薬の低減、たい肥を使った土づくりなど、エコファーマーが作った地場産の
「エコ野菜」を味わうことによって、普段、口にしている食材を誰がどのように作ってい
るのかということに関心をもってもらうため、JA福井市、福井農林総合事務所が協力
して行った。
6月1日は、白方野菜生産組合ハウス部会の三寺善行部会長と杉本幸一さんが福井市立鷹巣
小中学校を訪れ、ミディトマト「越のルビー」を提供した。
最初、体育館にて全校生徒150人を前に、ミディトマトについてクイズ形式で子供たち
にたのしく説明していた。また子供たちからは、「なぜ越のルビーという名前がついたん
ですか」などと質問が出て、三寺会長が答えていた。
その後、生産者二人は小学4年生と中学3年生の教室に分かれ、子供たちと机を並べ、
ミディトマトが盛り付けられた給食を一緒に味わっていた。子供たちは、「甘くておいしい」
と笑顔で生産者に感想を話していた。

当産地の野菜出荷暦
品目
(生産現場写真)
商品写真 直近年の出荷状況 YAHOO!
レシピ集
通常
単位:d/月
多い時期
単位:d/月
年間出荷量
単位:d/年
ミディトマト 春作の、半促成タイプ5月〜7月収穫と、
抑制タイプ9月〜1月収穫があります
15 20 60
ダイコン 春作の、促成タイプ4月〜6月収穫と、
抑制タイプ9月〜11月収穫タイプがあります
150 300 600
甘藷 通年を通して出荷10月〜12月が
最も多く出荷されます。
20 20 60
金福スイカ 通年を通して出荷7月が最も多く
出荷されます。
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写真撮影:森カズシゲ氏


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